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成年後見人の基本理念名古屋市瑞穂区 | 相続登記・相続手続 成年後見 遺言書 | 丸田司法書士事務所

category : 成年後見制度について 2014.3.8 

成年後見人の基本理念

成年後見人は、本人が判断能力を欠く常況にあっても、できる限り通常の生活が送れるよう、それまでの「本人の保護」という考え方とあわせて、上記のような新しい理念をも念頭に置きながら本人にとって最善の利益を求め、職務を遂行する必要があります。

また、成年後見人は、これらの考え方を前提にして、財産管理のみに専念して形式的事務的に実務を行っていればよいのではなく、本人が人間らしい毎日を送れるよう、いつもご本人の心情に配慮して「ご本人のために何が最適な後見なのか」を考えながら、本人の最善の利益を目指して活動することになります。

成年後見人には、判断能力を欠く常況にある本人を支援するため、広範囲に及ぶ権限が与えられています。

そして、権限を付与された成年後見人に対し、本人は全幅の信頼を置き、若いころから貯めてきた全財産を託し、毎日の生活が安心して過ごせるものと信じ、期待するはずです。

万一にも後見人の倫理に反するような行為をして、本人の信頼を裏切り本人の権利を損なうことがないよう細心の注意を払わなければなりません。


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