成年後見と介護名古屋市瑞穂区 | 相続登記・相続手続 成年後見 遺言書 | 丸田司法書士事務所
category : 成年後見制度について 2014.1.16
介護事業者のメリット
契約や事務手続きの軽減
●ケアプランの中身やどれだけ介護保険を使うかについて相談できる。
●サービス内容の説明や契約がスムーズになる。
●必要な書類の作成がきちんとなされる。
●支払いがきちんとされる(家族がいても料金を払わないこともある)。
●施設が財産管理をしなくて済むようになった。
●本人の財産、年金等に関する家族の争いに巻き込まれなくなった。
●同等親族が複数いる場合に相談窓口が一本化され、事がスムーズに進む。
●家族は感情が前面に出るが、第三者は対応が冷静。
要介護高齢者の気持ちが安定
●後見人が定期的に来ることで、要介護高齢者が安心感を持てる。
●施設では提供できない娯楽の手配で、利用者の生活の幅が広がる。
介護サービスの質の向上
●客観的な立場から改善要求が出て、事業所の質の向上につながる。
●不正を働く事業所には、良い刺激となる。
介護事業者のデメリット
家族と後見人とで意見が異なる場合
●意見の相違がある場合、施設側も話し合いに立ち会うことがある。
●緊急時や治療内容の相談を、どちらにすればよいか迷う。
第三者が後見人の場合
●本人との交流も少なく、信頼関係が希薄なので、きめ細かい身上監護は期待できない。
●健康面や生活面を重視してくれる福祉系の後見人がよい。
●忙しい後見人だと遠慮して連絡できない。
←「成年後見制度を利用すると良い方」前の記事へ 次の記事へ「成年後見と高齢者虐待」→
前のページにはブラウザの『戻る』でお戻りください。
コメントフォーム